サンフランシスコには仕事の出張で訪れたのですが、週末に少し時間ができたので、ホテルに泊まりながら観光も楽しんできました。行ってよかった場所や定番スポットをまとめました!
サンフランシスコ観光スポット【7選】
ゴールデンゲートブリッジ




サンフランシスコといえば真っ先に思い浮かぶ、街のシンボル的存在。1937年に完成した全長約2.7kmの吊り橋で、鮮やかな“インターナショナル・オレンジ”のカラーが特徴です。霧に包まれた姿も幻想的で、どの時間帯に訪れても絵になります。
- サンフランシスコを象徴するランドマーク的存在
- 霧に包まれる幻想的な風景が世界的に有名(写真映え抜群)
- 数多くの映画やドラマのロケ地としても登場(例:『X-MEN』『ザ・ロック』など)
観光では ‘バッテリー・スペンサー展望台(橋を渡った北側)’からの眺めが特に人気ですが、実際に行ってみて感じたのは、サンフランシスコ市内側(南側)からでも十分に壮観な景色を楽しめるということ。橋を間近に眺められるスポットがいくつもあり、短時間の滞在でもしっかりと満足感がありました。
もし時間に余裕がなければ、南側だけの訪問でも充分価値があります。
もちろん、時間がある方は徒歩やレンタサイクルで橋を渡ってみるのもおすすめ。風を感じながら橋のスケールを体感できる特別な体験になります。
フィッシャーマンズワーフ/ピア39




フィッシャーマンズワーフは海沿いのにぎやかなエリアで、シーフードレストランや土産物店、ストリートパフォーマンスなどが集まっています。中でも特に人気なのが、観光桟橋ピア39(Pier 39)。ここでは野生のアシカたちが桟橋で寝そべる姿を間近で見ることができ、観光客の目を楽しませてくれます。
- 昔ながらの漁港エリアとして発展し、サンフランシスコらしい海辺の雰囲気が味わえる
- ピア39には野生のアシカが住み着いていて、観光客に大人気
- シーフードやお土産、ベイクルーズなど観光要素がぎゅっと集まった定番スポット
- アルカトラズ島ツアーの出発地点にも近く、観光の拠点としてアクセスも良好
- まずはピア39へ直行してアシカ観察
桟橋の先端に野生のアシカが集まっているエリアがあり、のんびり寝そべったり鳴いたりする様子を間近で見られます。午前中〜夕方前が比較的空いていて見やすいです。 - 海沿いを散歩しながら雰囲気を楽しむ
お土産屋さんやストリートパフォーマーが多く、歩くだけでも楽しいエリア。ベイサイドの風を感じながらのんびり過ごすのが◎。 - 名物のクラムチャウダーを味わう
パンの器に入った「ブレッドボウルのクラムチャウダー」は定番。ランチや軽食にぴったり。 - 時間があればベイクルーズや水族館もおすすめ
湾内クルーズに参加すれば、ゴールデンゲートブリッジやアルカトラズ島を海上から眺められます。子連れなら「Aquarium of the Bay」も人気。
ツインピークス
サンフランシスコ市内を一望できる絶景スポット。標高約280メートルの丘が2つ並ぶことから「ツインピークス」と呼ばれています。観光客だけでなく地元の人にも人気で、サンフランシスコの全景を見渡すならここが一番と言われるほどの定番スポットです。



- サンフランシスコ全体を見渡せる絶景スポット
街並み、ベイブリッジ、ゴールデンゲートブリッジ、アルカトラズ島まで見渡せる圧巻のパノラマが魅力。360度のビューが楽しめるのはツインピークスならでは。 - 昼・夕方・夜で表情が変わる景色
昼は爽快な青空と街のコントラスト、夕方はオレンジ色のグラデーション、夜はきらめく夜景と、時間帯によってまったく違う魅力が楽しめます。 - 地元の人にも人気の“特別な眺め”
観光客だけでなく地元サンフランシスコ市民にとっても「特別な場所」。プロポーズの名所としても知られています。
日中の開放感ある眺めも魅力ですが、特におすすめなのは夕方から日没直後の「マジックアワー」。
空がオレンジ〜紫に染まる時間帯に訪れると、サンフランシスコの街並みと空のグラデーションが重なって、まるで映画のワンシーンのような景色が広がります。
特におすすめなのが、ストロタワー(Sutro Tower)方面のシルエット。三本足の通信塔が空に浮かぶように見え、サンフランシスコらしい幻想的な風景が楽しめます。

現地の人におすすめされてマジックアワーを目掛けて行きました!とても幻想的で忘れられない光景になりました!
現地のヤンキーが爆音で音楽を流していて、少しガラが悪い場所ではありましたが・・・
ロンバード・ストリート
「世界一曲がりくねった坂道」として知られる、サンフランシスコの名物ストリート。中でもロシアンヒル地区の8つのヘアピンカーブが連続する区間は、急勾配の坂道と美しい花壇のコントラストがフォトスポットとして大人気です。
車でこの道を下っていくのも観光名物のひとつですが、徒歩でゆっくり下から見上げたり、上から見下ろしたりするのもおすすめ。周囲には絵本のような住宅が並び、どこを切り取っても絵になります。



今回は訪れなかったのですが、いつか自分で車を運転してあのカーブを下ってみたい!と密かに思っています。写真で見る以上に現地は急坂らしく、体感してみたくなる観光名所のひとつです。
- 「世界一曲がりくねった坂道」として知られる
わずか1ブロックに8つの急カーブが連続するユニークな構造。急斜面にジグザグの道をつくったことで、一気に観光名所になりました。 - 見た目のインパクトが抜群
赤レンガの道と美しい植栽が調和し、上からも下からも絵になる景色。観光写真や映像でもよく登場します。 - 車で実際に走れるリアルなスポット
実際に一般車両が通行できるため、「自分の車で世界一曲がりくねった道を走った!」という体験ができるのも話題に。 - サンフランシスコの坂文化の象徴
坂の多いサンフランシスコの中でも、ロンバードは「最も有名な坂」として、街の個性やユーモアを象徴する存在になっています。
ユニオンスクエア


サンフランシスコ中心部にあるショッピングと文化の中心地。広場を囲むように高級デパートやブランドショップ、ホテル、劇場、カフェが立ち並び、「都会的なサンフランシスコ」を体感できる場所として人気です。
- サンフランシスコ随一のショッピングエリア
ティファニー、ルイ・ヴィトン、アップルストア、メイシーズなど、一流ブランドや百貨店が集結する街の中心地。 - 歴史ある「市民の広場」
19世紀から市民の集会や行事が行われてきた場所で、地元の人と観光客が自然に交わる空間として知られています。 - アクセスが良く観光の拠点になりやすい
BART(地下鉄)やケーブルカーが集まる交通のハブでもあり、観光・買い物・ホテル宿泊のバランスがとれた便利なエリア。 - 季節イベントやアート展示も豊富
クリスマスには大きなツリーやスケートリンクが登場するなど、シーズンごとに街の雰囲気を彩るスポットとしても注目されています。
買い物、カフェ巡り、ホテル滞在の拠点に適した場所。
ただし昼間はにぎやかで安全だが、夜はやや人通りが少なくなるため注意が必要。
オラクルパーク


メジャーリーグ・サンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地球場で、野球ファンならずとも一度は訪れたい人気スポット。サンフランシスコ湾に面した開放的なスタジアムで、スタンドから海が見える珍しい球場としても有名です。
- MLB・サンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地
地元に根強いファンを持つ名門チームの本拠地として、野球ファンの聖地になっています。 - 海に面した絶景スタジアム
サンフランシスコ湾に隣接していて、スタンドから海が見える「世界で最も景色のいい球場」とも言われるロケーションが魅力。 - ホームランが海に飛び込む“スプラッシュヒット”
場外ホームランを打つと、なんとボールが湾にダイブすることも。カヤックでホームランボールを拾う人たちの姿も名物のひとつです。 - 試合がなくても観光スポットとして人気
球場ツアーやグッズショップが充実しており、野球に詳しくなくても楽しめる観光地として定着しています。
- MLB観戦を楽しむ
本場のアメリカンベースボールの雰囲気を体感。スタジアムからは海も見えて、夕方〜夜の試合は特に雰囲気◎。 - 球場ツアーに参加(試合がない日もOK
ダグアウトや記者席など、普段入れない場所を見学できる有料ツアー。野球ファン以外も楽しめます。 - 外周の散歩&海沿いの景色を満喫
スタジアム周辺は開放的で散策にぴったり。記念写真スポットも多数。 - ショップでグッズ購入
ジャイアンツの限定アイテムやユニフォームなど、旅の記念におすすめ。



つい先日大谷選手が日本人で初めてスプラッシュヒットを記録しました!スプラッシュヒットといえば、私の中ではバリーボンズのイメージなので、日本人で達成しているのは感慨深いです。。
アルカトラズ島


かつての連邦刑務所として有名な小さな島で、現在はナショナルパークとして公開されている人気観光地。かつてはアル・カポネなどの有名な犯罪者が収容されていた“脱獄不可能”の刑務所として知られ、アメリカの歴史や犯罪文化に触れられるスポットです。
今では島全体が観光地として整備されており、フェリーで渡って建物内を音声ガイド付きで見学できるツアーが主流。廃墟のような刑務所跡と、静かな湾を見渡すロケーションの対比が印象的で、**“サンフランシスコで最も独特な体験”**とも言われています。
- 「脱獄不可能」と言われた伝説の刑務所跡
1934年〜1963年まで使われていた連邦刑務所で、アル・カポネなど有名な犯罪者が収容されていたことで知られています。 - サンフランシスコ湾に浮かぶ孤島の不気味な存在感
街の喧騒とは対照的な、静かで孤立した雰囲気が印象的。刑務所跡とは思えないほど風景が美しく、歴史と景色のギャップが魅力。 - ハリウッド映画の舞台としても有名
『ザ・ロック』『アルカトラズからの脱出』など映画のロケ地にも使われ、世界的に知名度のあるスポットです。
- 公式フェリーで島へ渡る
ピア33から出る【Alcatraz Cruises】のフェリーを利用。チケットは公式サイトで事前予約が必須(当日は売り切れが多いです)。 - 音声ガイド付きのセルフツアーが基本
島に着いたら、自分のペースで回れるオーディオツアーへ。元受刑者や看守の証言が聞けて、臨場感たっぷりの体験ができます。 - 所要時間は約2〜3時間
フェリーの往復と見学で半日程度。午前出発がおすすめです(午後は混雑しやすく、風が強くなることも)。 - ナイトツアーも人気
夕方〜夜にかけて開催される限定ツアーでは、より不気味でドラマチックな雰囲気が味わえます。希望があれば事前に日程チェックを。
いかがだったでしょうか。サンフランシスコは、有名な観光地を巡るのはもちろん、ただ街を歩いているだけでもどこか絵になる、魅力あふれる場所でした。次に訪れるときは、もっとゆっくりと街の空気を味わってみたいです。
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