6月に、1歳の子どもを連れて道東・札幌周辺を5泊6日で巡ってきました!
知床を中心に、湖や温泉、大自然を満喫するプランを詰め込んだややハードな子連れ旅。
スケジュールはちょっとタイトでしたが、その分見どころは盛りだくさん。1日ずつ振り返っていきます!
ニッカウヰスキー発祥の地を訪ねて「余市蒸留所」
この日は札幌からレンタカーを借りて、小樽方面へ向かってドライブ。札幌市内を抜けて高速道路を使い、約1時間半ほどで余市蒸留所に到着しました。緑豊かな山々と海に囲まれた自然豊かなエリアで、車窓からの景色の変化も楽しめるルートでした。


ニッカウヰスキー余市蒸留所とは?
余市蒸留所(よいちじょうりゅうしょ)は、1934年に竹鶴政孝が創業したニッカウヰスキーの発祥の地。スコットランドに似た冷涼な気候の中で、昔ながらの石炭直火蒸留という製法を今も守り続けています。
赤レンガの建物が並ぶ敷地内は雰囲気がよく、展示施設「ニッカミュージアム」ではウイスキー造りの工程や創業の物語を学ぶことができます。自由見学のほか、事前予約でガイド付きの見学も可能。有料試飲や限定商品がそろうショップもあり、ウイスキー好きにはたまらないスポットです。
観光のポイント
- 見学コース:自由見学(予約不要)とガイドツアー(要予約/約70分)あり
- 試飲体験:有料で限定ウイスキーのテイスティングが可能
- 売店:蒸留所限定ボトルやグッズが充実
アクセス
- 札幌から車で約1時間30分(高速道路利用)
- JR余市駅から徒歩約2分

今日は運転があったのでテイスティングができなかったのが残念!
この時はウイスキーブームの影響か、700mlの「余市」ボトルは販売されておらず…。その代わりにミニボトルのセットを購入しました。小さくても雰囲気を楽しめるのが嬉しいですね。
レトロな港町・小樽をぶらり散策!
ニッカウヰスキー余市蒸溜所を後にして、車で約30分。小樽の街に到着しました。
レンガ造りの建物や石畳が続く小樽運河周辺は、どこか懐かしい雰囲気。散策が楽しい人気の観光スポットですが…
この日はあいにくの強風&肌寒い気候で、長居は断念。短時間だけ運河周辺を歩き、レトロな街並みの雰囲気だけ楽しみました。


小樽とは?
小樽(おたる)は、北海道の日本海側に位置する港町で、かつてはニシン漁や貿易で栄えた歴史を持つ観光都市です。明治から昭和初期にかけて建てられた歴史的建造物が多く、レトロな街並みが魅力。
小樽運河を中心としたエリアには、石造りの倉庫群やガス灯が立ち並び、どこか懐かしくロマンチックな雰囲気。散策や写真撮影、ガラス細工やオルゴールなどの手作り体験、そしてグルメやスイーツも楽しめます。
観光のポイント
- 小樽運河:フォトスポットとして人気。日没後のライトアップも幻想的。
- 堺町通り:お土産屋やスイーツ店が立ち並ぶ観光ストリート。
- ルタオ本店:北海道スイーツの名店。限定スイーツやカフェも併設。
- 小樽オルゴール堂:レトロな建物の中に膨大な数のオルゴールが並び、癒される空間。
アクセス
- 札幌市内から車で約1時間(高速利用で約40分)
- JR札幌駅から小樽駅まで快速電車で約30分



風が冷たくてとても寒い日だったので、軽く運河を見てすぐ退散…。
その代わり、ルタオ本店で限定のケーキを購入!ホテルに戻ってからゆっくり味わうことにしました。やっぱり北海道スイーツは外せません。
「サッポロビール園」で絶品ジンギスカン
小樽観光を終えた私たちは、再び札幌市内へ戻り、駅近くでレンタカーを返却。ここで数日にわたる道東〜札幌ドライブ旅も一区切りです。
そのあとは、バスで「サッポロビール園」へ。赤レンガ造りの建物が印象的なこの施設は、北海道開拓使時代の雰囲気を色濃く残す札幌の人気観光スポットです。
サッポロビール園とは?


明治時代に建てられた赤レンガの建物を活用した「サッポロビール園」は、北海道の歴史とグルメが同時に楽しめる人気スポット。広々とした園内には複数のレストランがあり、ジンギスカンをはじめとする北海道ならではの料理が味わえます。特に「ケッセルホール」でいただく生ビールとジンギスカンの組み合わせは格別です。
また、併設の「サッポロビール博物館」では、日本のビールの歴史や製造の過程を学ぶことができます(※リニューアルや公開状況にご注意ください)。アクセスも良く、観光の締めくくりにもぴったりの場所です。
サッポロビール園には個性の異なるレストランが複数あり、それぞれ違った雰囲気やメニューが楽しめます。以下に代表的な4つのレストランをご紹介します(※2025年7月時点)
【1】開拓使館(かいたくしかん)
サッポロビール園を象徴する、赤レンガ造りのクラシカルな建物。
開放感のある空間で、本場スタイルのジンギスカンが味わえます。
炭火焼きの香ばしい香りとともに、歴史ある雰囲気を楽しめる人気の館です。
【2】ポプラ館
広々とした店内で、グループやファミリーにも使いやすいレストラン。
ジンギスカンだけでなく、ビールに合う一品料理やお子様メニューも充実しています。
ゆったりしたテーブル席で、カジュアルに楽しみたい方におすすめ。
【3】ライラック(LILAC)
落ち着いた雰囲気で、少人数やカップルにぴったりのレストラン。
ガラス越しに園内の景色を眺めながら、落ち着いてジンギスカンを楽しめます。
比較的静かな空間で、ゆったり食事したい方に。
【4】ガーデングリル(Garden Grill)
サッポロビール園の中でもワンランク上の空間。
ステーキや洋食メニューを中心に、こだわりの料理が楽しめるレストランです。
ビールはもちろん、ワインやカクテルなども豊富に揃っており、特別な食事にも最適。



ジンギスカンはもちろん、雰囲気も最高でした!予約していたので待ち時間もなくスムーズに入れました。運転が終わった後だったので、やっとビールも解禁!サッポロクラシックで乾杯しました。
サッポロビール園から夜の札幌散策へ
サッポロビール園でジンギスカンをお腹いっぱい楽しんだあとは、タクシーでホテルへ戻ることにしました。せっかくなので、帰り道にライトアップされた札幌時計台や、ネオンがきらめくすすきの交差点にも立ち寄りました。夜の札幌は昼間とはまた違った表情を見せてくれ、旅の終わりを静かに彩ってくれました。






5日目は以上です。余市や小樽の街並みを味わい、札幌ではサッポロビール園で北海道らしい食を満喫する一日となりました。少しハードな行程でしたが、道央の魅力をぎゅっと詰め込んだ、濃密で大満足の一日でした!次はいよいよ最終日。旅の締めくくりをお届けします。
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