6月に、1歳の子どもを連れて道東・札幌周辺を5泊6日で巡ってきました!
知床を中心に、湖や温泉、大自然を満喫するプランを詰め込んだややハードな子連れ旅。
スケジュールはちょっとタイトでしたが、その分見どころは盛りだくさん。1日ずつ振り返っていきます!
屈斜路湖畔を散策


旅行2日目は、ホテルから徒歩すぐの屈斜路湖畔で朝をゆっくり迎えるところからスタート。
静かな湖面に朝の光が差し込む風景はまさに絵になる美しさで、思わず息を呑むほど。心が洗われるような感覚になり、まだ2日目ではあるものの、「この景色を見られただけでも来て良かった」と思えるような、印象的な朝となりました。
本来の計画では、早朝に津別峠まで足を運び、雲海を眺める予定でしたが、子どもの体調がまだ本調子ではなかったため、無理をせず朝はゆっくり過ごすことにしました。
結果として、屈斜路湖畔で穏やかな朝を迎えることができ、静けさの中に広がる湖の美しい景色に心が癒されました。
この日は知床方面へ向かう予定でしたが、道中は病院が少ないとも聞いていたため、念のため昨日お世話になったクリニックにもう一度立ち寄り、子どもの体調を確認してもらうことにしました。回復していることも確認でき、おかげで安心して次の目的地へ向かうことができました。
力強いサクラマスの跳躍が見どころ!さくらの滝
屈斜路プリンスホテルを出発した後、サクラマスの遡上が見られることを期待して、さくらの滝へ向かいました。自然豊かな道東の風景を楽しみながらのドライブでした。


熊の出没に注意と書いてあるとなかなか怖いですよね・・😱
ただサクラマスの遡上のシーズンには多くの観光客がいるので、そこは安心かと思います。







私たちは6月末に訪れましたが、サクラマスがひっきりなしにジャンプしており、想像以上の数の遡上を見ることができました。野生の力強い姿に圧倒され、大満足の体験となりました!
さくらの滝とは?
さくらの滝は弟子屈町にある、サクラマスの遡上で有名な小さな滝です。毎年5月中旬〜7月頃にかけて、滝をジャンプして登るサクラマスの迫力ある姿を見ることができます。
観光ポイント
- 見頃シーズンは5月中旬から7月上旬頃まで。特に6月が最も活発な遡上が観察できます。
- 滝の周辺は整備された遊歩道があり、ゆっくり散策しながら鑑賞可能。
- 野生のサクラマスが間近で見られるため、迫力満点の自然体験が楽しめる。
- 駐車場完備でアクセス良好、無料で見学可能。
アクセス
- 女満別空港から車で約1時間15分。
- 川湯温泉から車で約25分。
- 周辺は駐車場があり、車での訪問が便利
滝の近くでサクラマスのジャンプを間近に観察可能。短時間で自然の力強さを感じられるので、子連れや散策にぴったりのスポットです。遡上のシーズン以外は魚が見られない場合もあるのでご注意ください。
知床のシンボル的存在!オシンコシンの滝
これまでの木々に囲まれた景色から一変し、オホーツク海の雄大な景色が広がる中、知床方面へ車を走らせオシンコシンの滝へ向かいました。




オシンコシンの滝では、階段を上って滝の岩肌のすぐ近くまで行くことができ、飛び散る飛沫から大自然の迫力を感じることができました。知床には他にも有名な滝がありますが、ここは道路沿いにありアクセスもしやすいため、観光ルートの中でも特に立ち寄りやすいスポットです。知床観光のはじめの一歩としておすすめしたい場所のひとつです。
オシンコシンの滝とは?
オシンコシンの滝は、北海道・知床半島の付け根、斜里町に位置する名瀑で、「日本の滝百選」にも選ばれている人気観光地です。滝が途中で二股に分かれて流れる姿から「双美の滝」とも呼ばれています。
国道334号線沿いにあるためアクセスが良く、知床観光の玄関口ともいえる定番スポットです。滝のすぐ近くまで階段で上ることができ、迫力ある水の流れを間近に体感できます。
観光のポイント
- 迫力ある滝の飛沫を間近で体感:階段を上ると、滝の岩肌近くまでアクセス可能。
- 写真スポット:滝の全景を見渡せる展望台あり。滝の水しぶきと自然の緑が美しく映えます。
- 無料駐車場・トイレ完備:ドライブ途中の立ち寄りに便利。
アクセス
- 女満別空港から車で約1時間30分
- 知床ウトロ温泉街からは車で約10分とアクセス良好
世界遺産・知床を体感!知床五湖へ
その後は、世界自然遺産にも登録されている知床国立公園へと向かいました。
道中、車窓から見える景色も次第に野性味を帯び、いよいよ本格的な「知床らしさ」が感じられてきます。
目指すのは、この日のメインスポットでもある「知床五湖」です。






知床五湖とは?
知床五湖(しれとこごこ)は、北海道・知床国立公園内に点在する5つの湖。原生林に囲まれた静かな湖面に、知床連山が映り込む絶景スポットです。世界自然遺産にも登録されている知床を代表する観光地で、四季折々の自然と野生動物との出会いが魅力です。
遊歩道が整備されており、季節や時期によって「地上遊歩道」と「高架木道」の2つのルートから湖を巡ることができます。
観光のポイント
- 高架木道(バリアフリー)
ヒグマ対策のため電気柵で囲われた安全なルート。湖の一つ(1湖)のみ見学可能。全長約800mで、ベビーカーでも通行可能です。 - 地上遊歩道(要レクチャー)
5つの湖を巡る本格的なトレッキングコース。春~秋にかけて開放され、ヒグマ出没リスクに応じて開放制限あり。入場前にレクチャーを受ける必要があります。 - 野生動物との出会い
キタキツネやエゾシカ、運が良ければヒグマの痕跡を見ることも。
所要時間の目安
- 高架木道:無料(駐車場は有料)
- 地上遊歩道:ヒグマ活動期(5月〜7月)は1人500円のレクチャー受講料が必要
入場料
- 高架木道:無料(駐車場は有料)
- 地上遊歩道:ヒグマ活動期(5月〜7月)は1人500円のレクチャー受講料が必要
アクセス
- 女満別空港から車で約2時間
- 知床斜里駅から車で約1時間
- オシンコシンの滝から車で約15〜20分



ベビーカーで高架木道を散策しました。ヒグマ対策の電気柵があるおかげで、安心して観光できたのが良かったです。
ただ、往復で40分ほど歩くので、小さな子連れには意外と体力を使いました。展望スポットで小休止したり、水分補給をこまめにしながら進むのがおすすめです!
知床の余韻に浸る宿「北こぶし」
自然の余韻を感じながら、今夜の宿である『北こぶし 知床 ホテル&リゾート』へと移動しました。
北こぶし 知床 ホテル&リゾートとは?
「北こぶし 知床 ホテル&リゾート」は、北海道・知床ウトロ温泉にあるリゾートホテル。世界自然遺産・知床の玄関口に位置し、オホーツク海と一体になるようなロケーションや温泉、食事を楽しめるラグジュアリーな滞在が魅力です。
特徴的なのは「オールインクルーシブ」スタイルで、夕食時のドリンクやラウンジでのスナック、軽食、アルコールなどがすべて宿泊料金に含まれ、財布を気にせずに滞在を満喫できます。
主な施設・サービス
- 展望温泉:オホーツク海を一望できるインフィニティ風呂。夕暮れや朝焼けの時間帯は特に美しい絶景が広がります。
- レストラン「氷海(ひょうかい)」:ビュッフェ形式の食事。地元・知床の海と山の幸を使った多彩な料理が並びます。
- オールインクルーシブのラウンジ:チェックイン後や食後にくつろげる専用ラウンジでは、コーヒーや地元ドリンク、スナックなどを自由に楽しめます。
- キッズ・ファミリー対応:ファミリールームや貸切風呂もあり、子連れ旅行にも配慮された設備。
温泉付モダン和室
私たちが宿泊したのは「温泉付モダン和室」というお部屋。
小さな子どもがいるためベッドより布団の方が安心だったこと、そして客室で温泉をゆっくり楽しみたかったことから、今回は少し奮発してこのタイプを選びました。






布団を敷くとこんな感じです。









部屋に付いていた温泉も心地よく、大浴場やサウナも利用しましたが、どれもとても満足度の高い設備でした。
特にサウナは人気が高く、しっかり汗をかいた後は屋上の外気浴スペースで、知床の大自然に包まれながらクールダウン。サウナ目当てで宿泊される方が多いというのも納得です。
そして、夕食・朝食ともにビュッフェスタイルでしたが、どの料理も本当に美味しく、品数も豊富。
今まで宿泊したホテルの中でも、間違いなくトップクラスの食事体験でした!!
2日目は以上です。子どもの体調を気にしつつも、知床の豊かな自然をたっぷり満喫できた一日になりました。次回は3日目の旅の様子をお届けします。
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