
サンフランシスコから少し足を延ばして、カリフォルニアの海沿いに広がる「モントレー」と「カーメル」へ。
美しい海岸線、かわいらしい街並み、アートと自然が調和するこのエリアは、日帰り旅行にもぴったりの場所でした。今回は、そんな魅力あふれるモントレー&カーメルの観光スポットをご紹介します。
モントレー (Montrey)
モントレーとは?
カリフォルニア州中部・モントレー半島に位置する歴史ある港町。かつてはイワシ漁と缶詰工場で栄え、今では観光と自然の街として人気を集めています。
主な見どころ
- モントレー湾水族館:世界的にも有名な水族館。家族連れに特に人気。
- キャナリー・ロウ(Cannery Row):昔の缶詰工場跡地がショップやレストランに。
- フィッシャーマンズワーフ:シーフードや土産、クジラ・アザラシ観察も楽しめる港エリア。
- ホエールウォッチング:通年でクジラやイルカが見られるスポットとして有名。

先日現地の知人に連れて行ってもらい、キャナリー・ロウとフィッシャーマンズワーフに行ってきましたので、下にまとめます。
実際に訪問してのレビュー
キャナリー・ロウ(Cannery Row)




かつてイワシの缶詰工場が立ち並んでいたエリアで、作家ジョン・スタインベックの小説『キャナリー・ロウ』の舞台としても知られています。現在はショップ・レストラン・ホテルが並ぶ観光エリアとしてにぎわっています。
- 海沿いの遊歩道を散策しながら、お土産屋やカフェに立ち寄るのが楽しい
- 海を見下ろせるテラス席のカフェ・レストランが点在
- 歴史的な建物や当時の写真・看板も残り、街歩きで「昔の雰囲気」が感じられる
海を眺めながらジャンバラヤをいただきました。スパイシーで具だくさん、シーフードの旨味もしっかり感じられて本場っぽい味!観光の合間にゆったりと食事を楽しめるロケーションも魅力でした。


フィッシャーマンズワーフ(Monterey Fisherman’s Wharf)




モントレー湾に面した小さな桟橋エリアで、シーフードレストランや土産店が立ち並び、観光客でにぎわう人気スポット。カジュアルに食事を楽しんだり、海を眺めたりできる開放的な雰囲気。
- クラムチャウダーの食べ比べ(試食を出しているお店も多い)
- 海を見ながらの食事や休憩にぴったり
- アザラシや海鳥など野生動物に出会えることも
- クルーズツアーやホエールウォッチングの出発点にもなっている



キャナリー・ロウで食べたジャンバラヤはなんとお値段は37ドル!😳 昨今の物価高を実感する瞬間でした…。とはいえ、スパイシーで具だくさん、しっかりした味付けで満足感は十分。
周辺にはお土産屋も多く並んでいて、歩くだけでも楽しめるエリアです。時間があれば、すぐ近くのモントレー湾水族館にも立ち寄るのもおすすめ。エリア自体はそれほど広くないので、のんびりと海を眺めながら過ごすのにぴったりなスポットでした。
カーメル(Carmel-by-the-Sea)
カーメル(Carmel-by-the-Sea)とは?


カーメルは、モントレーのすぐ南に位置する海沿いの小さな街で、絵本のようなかわいらしい街並みと芸術的な雰囲気が魅力。正式名称は「Carmel-by-the-Sea(カーメル・バイ・ザ・シー)」で、その名の通り海沿いの静かで美しいリゾートタウンです。
主な見どころ
- カーメル・ビーチ:白い砂浜と青い海が美しいビーチ。波はやや高めですが、散策やピクニック、夕日の名所として人気があります。
- アートギャラリー巡り:街の中心部には個性的なアートギャラリーやブティックが点在。散歩しながら立ち寄るのにぴったりです。
モントレー・カーメル サンフランシスコからのアクセス情報
車(レンタカー)
所要時間:約1時間45分〜2時間(約160 km/101マイル)
ルート:高速101号線が最短で、絶景が楽しめる「17マイルドライブ」を経由するのも人気



モントレーもカーメルも人気観光地なので、タイミングによっては駐車場探しに少し手こずるかもしれません。とくに週末や午後の時間帯は混みやすいので、朝早めの出発や、少し離れた場所に停めて歩くのもアリです。
シャトルバス・公共バス
Monterey Airbus(空港や市内発着の直行シャトル):
- SFO空港から所要2時間前後、運賃は約$60前後
→事前にHPから予約が必要
公共バス(MST)+乗換:
- SF市街地 → サリナスまたはモントレーまで乗換あり、計3.5〜4.5時間程度
- MSTのライン20などに乗り換えれば、モントレー中心やカーメルまでアクセス可能



SFO空港からシャトルバスに乗ったことがありますが、事前予約をしてあればスムーズに乗車することができ、道中も快適でした。
今回はモントレーとカーメルを一日で巡りましたが、どちらももっとゆっくり滞在してみたい場所でした。次回はぜひ、夕暮れのビーチやギャラリー巡りなど、もう少し深く楽しんでみたいと思います。
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