
サンフランシスコ国際空港(SFO)とは?
サンフランシスコ国際空港は、アメリカ西海岸を代表するハブ空港のひとつで、カリフォルニア州サンフランシスコ市の南約20kmに位置しています。日本を含むアジア・ヨーロッパ各国とアメリカ国内を結ぶ多数の直行便が就航しており、利便性の高い国際空港です。
ターミナルについて
サンフランシスコ国際空港(SFO)には全4つのターミナルがあります。
ターミナルマップ

ターミナル名 | 主な用途 | 利用する航空会社(一部) |
---|---|---|
ターミナル1 | 主に国内線 | Southwest、JetBlue、American(一部)など |
ターミナル2 | 主に国内線 | Alaska Airlines、American Airlines(一部)など |
ターミナル3 | 主にユナイテッド航空の国内線 | United Airlines(国内線) |
国際線ターミナル | 国際線全般 | ANA、JAL、United Airlines国際線、ZIPAIR、その他各国航空会社 |
国際線ターミナル(International Terminal)
- ANA・JAL・ユナイテッド国際線・ZIPAIRなど、日本〜SFO直行便の到着・出発ターミナル
- Aゲート(ターミナルA)とGゲート(ターミナルG)の2つに分かれる
- Aゲート:アジア・ヨーロッパ便中心(例:JAL、ZIPAIRなど)
- Gゲート:スターアライアンス中心(例:ANA、ユナイテッド国際線)
- 高天井・広々とした開放的な空間
- 入国審査・税関・乗り継ぎがすべてこのターミナルで行われる
- ラウンジ:ANA Lounge(スターアライアンス共用)、JAL Sakura Loungeなどあり
ターミナル間の移動
- AirTrain(無料の自動運転モノレール)が各ターミナルを結んでおり、数分おきに運行
- 徒歩でも一部移動可能だが、国際線⇔T3などはAirTrainが便利
- 荷物受取・レンタカーセンター・BART駅にも接続している
AirTrain
AirTrainは2つの路線に分かれています。

🔴レッドライン(Red Line)
- 各ターミナルを時計回りに巡回
- 停車駅:
- 国際線ターミナル A & G
- ターミナル1・2・3
- BART駅(空港地下鉄駅)
- 各駐車場(Garage A/Bなど)
🔵 ブルーライン(Blue Line)
- レッドラインの停車駅に加え、
- レンタカーセンター(Rental Car Center)
- ロングターム駐車場(Long Term Parking)
へもアクセス可能

行きたい方向さえ確認しておけば大丈夫!レッドラインなら間違えてもすぐぐるっと一周してまた戻ってこれるので安心です。
SFO↔️サンフランシスコ市街地までのアクセスまとめ
地下鉄(BART/バート)🚇


◎最も定番で便利な公共交通手段
- 所要時間:約30分(SFO → Powell St.駅など)
- 料金目安:$10前後(距離による)
- 運行時間:5時台〜24時頃(曜日により異なる)
- 乗降駅:SFO国際線ターミナルG前(Garage GからAirTrainでアクセス)
- メリット:渋滞なし/市内中心地まで直行
- デメリット:荷物が多いとやや不便/混雑する時間帯あり



BartではSuicaのような「Clipperカード」が使用可能です。バスやケーブルカーなど市街地観光にも使えるので用意しておくと便利です。
ライドシェア(Uber/Lyft)🚘
荷物が多い・子連れに便利なドアツードア移動
- 所要時間:30〜60分(時間帯により変動)
- 料金目安:$40〜70(混雑や車種で変動)
- 乗り場:指定のライドシェア専用エリア(各ターミナルに案内あり)
- メリット:ホテルや目的地の目の前まで直行できる/夜でも安心
- デメリット:ピーク時は価格上昇あり/渋滞の影響あり
タクシー 🚖
安心&定額制で使いやすいクラシックな選択肢
- 所要時間:30〜50分
- 料金目安:$50〜60(市内までの定額+チップ)
- 乗り場:各ターミナルの1階到着ロビー外「TAXI」レーン
- メリット:英語に不安があっても使いやすい/荷物の積み下ろしが楽
- デメリット:ライドシェアよりやや高め
レンタカー 🚗
自由に移動したい旅行者・郊外に行く人向け
- レンタカーセンターへはAirTrainのブルーラインで移動
- ダウンタウンへは101号線を北上(約20〜40分)
- 注意点:サンフランシスコ市内は駐車場が少なくて高い/急坂・一方通行が多い



サンフランシスコ市内はバスや地下鉄が発達しているので、市内観光だけなら車は不要かもしれません。複数都市を巡るならあったらとても便利です!
空港内の時間つぶし・過ごし方
グルメを楽しむ(ローカル&全米ブランドが豊富)
Blue Bottle Coffee(ベイエリア発の人気カフェ)
- ジャンル:スペシャルティコーヒー
- おすすめ:ドリップコーヒー、カフェラテ
- ポイント:サンフランシスコ発祥の人気ブランド
- コーヒー通にも◎、軽食やお菓子もあり
Boudin Bakery(サワードウブレッドの名店)
- ジャンル:ベーカリー/アメリカン
- おすすめ:クラムチャウダー in サワードウブレッド
- ポイント:サンフランシスコ名物の老舗パン屋!
- 空港でも本格的な味を楽しめる名店
Koi Palace Express(本格中華点心)
- ジャンル:中華(点心・飲茶)
- おすすめ:シュウマイ・小籠包・チャーハン
- ポイント:地元でも行列の有名中華の空港店!
- クオリティ高くて満足度◎
Burger Joint
- ジャンル:アメリカン(バーガー)
- おすすめ:クラシックバーガー+フライドポテト
- ポイント:肉厚ジューシー、出国前の“最後のアメリカン”にぴったり
💡 国際線ターミナル(G)とターミナル3に選択肢多め。どこも保安検査後エリアにあるので安心。
ショッピング
SFOのショッピングエリアは各ターミナル内の保安検査後すぐの場所に集中しているので、時間がないときでもサッと立ち寄れるのが便利です。
ターミナル間もAirTrainで無料移動できます。(特にT1〜T3、国際線は接続良好)
【ターミナル1】
- DFS Duty Free(免税店)
- SFMOMA Museum Store(おしゃれな雑貨)
- iStore(ガジェット/Apple関連)
🔸T1はリニューアル済みで、綺麗でモダンなショップが充実
【ターミナル2】
- Book Passage(書籍・雑貨)
- Pacific Outfitters(アウトドア系)
- MAC Cosmetics(コスメ)
🔸やや小規模ながら、カフェとの組み合わせで過ごしやすい
【ターミナル3】
- Burberry、Jo Malone、Tumiなどブランド系もあり
- Bay Area Made(地元グッズ・アート)
- DFS免税店
🔸ユナイテッド航空利用者が多く、高級ブランドも充実
【国際線ターミナル(A・Gコンコース)】
- 免税店(DFS)
- Coach、Longchamp、Michael Kors など
- Chocolate Market(お土産向けスイーツ)
🔸最大規模のショップ群が揃うのが国際線ターミナル!
出国後の「買い忘れ対策」にも便利。
長旅の始まりや終わりに立ち寄るSFO。せっかくなら、その時間も楽しく過ごしたいですよね。この記事が、そんな空港時間の参考になれば幸いです。
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